ブログを始めたばかりの頃、「とりあえず、これをやればいい」と書かれた情報を、片っ端から集めていました。
- 毎日更新
- SNS同時運用
- SEO対策
- 収益化の仕組みづくり
今思えば、全部を一気にやろうとしていたと思います。
結果どうなったかというと、やることは増えたのに、成果はまったく出ませんでした。
この記事では、4年間ほぼ収益0円だった自分が実際に遠回りした経験から、
- 最初に「やらなくてよかったこと」
- その結果、何を優先すればいいのか
を正直に書いていきます。
「ブログ初心者はまず何をやるべきか」を知りたい人にとって、行動を増やす記事ではなく、減らすための記事になれば嬉しいです。
※この記事は、「ブログの始め方マニュアル」ではありません。
情報が多すぎて迷った初心者が、余計な遠回りをしないための記事です。
こうした考え方に至った背景には、ブログを4年間ほぼ稼げず、5年目に再開したときに、一度すべてを見直した経験があるからです。
ブログを再開した5年目に、最初に考え直したことについては、こちらの記事で詳しく書いています。
ブログ初心者が最初に勘違いしがちな「やること」5選

ブログを始めたばかりの頃、多くの人がこう思います。
- とにかく毎日更新しないといけない
- SNSも一緒にやらないと伸びない
- 早く収益化の仕組みを作らないといけない
自分も、まさにこの状態でした。
でも後から振り返ると、「初心者が最初にやらなくてよかったこと」が、かなり多かったと気づきます。
ここからは、実体験ベースで「これは最初にやらなくてよかった」と思ったことを5つ紹介します。
① 毎日更新
ブログを始めたばかりの頃、自分は「とにかく毎日更新しなきゃいけない」と思い込んでいました。
だから、ネタの出来よりも「今日も更新できたかどうか」を基準に記事を書いていました。
でも、今振り返ると、この考え方が一番の遠回りでした。
毎日更新を意識すると、どうしても「書くこと」自体が目的になります。
- その記事は誰のためのものか
- どんな悩みを解決するのか
- なぜ今その記事を書くのか
こういったことを考える余裕がなくなり、結果として、目的のない、自己満足な記事だけが増えていった感覚があります。
今ならはっきり言えますが、ブログ初心者に必要だったのは、更新頻度ではありません。
1記事ごとに「なぜこれを書くのか」を考えること。それを後回しにしていた分、遠回りになりました。
② 書きたいことを書く雑記運営
ブログを始めた当初、自分は「書きたいことを書けばいい」と思っていました。
好きなことなら続けられるし、雑記ブログは初心者向けだ、という情報もよく見かけたからです。
正直、「テーマを絞る」という考え方が怖かったのもあります。間口を狭めたら、書けなくなる気がしていました。
だから当時は、
- その日気になったこと
- 調べて分かったこと
- 思ったこと・感じたこと
そういった内容を、深く考えずに記事にしていました。
「① 毎日更新」に似ているところがありますが、書いている最中は楽しいし、「今日はこれを書いた」という達成感もあります。
アクセスが伸びても、続かない。1記事だけ読まれて、他の記事は見られない。
今思えば当然で、ブログ全体として「何のブログなのか」が分からなかったんです。
誰向けなのか、どんな悩みを解決するブログなのか、それが自分でも説明できない状態でした。
雑記であること自体が悪いわけではありません。問題だったのは、「書きたいこと」だけを基準にしていたことです。
結果として、
- 記事同士がつながらない
- 読者が次に読む記事がない
- ブログとして積み上がらない
そんな状態が続きました。
今ならこう思います。
最初から完璧にテーマを絞る必要はなかった。
でもせめて、「誰の、どんな悩みについて書くのか」これだけは決めておくべきでした。
それがないまま書き続けた雑記運営は、自分にとっては、かなり遠回りでした。
③ SNS運用の同時スタート
ブログを始めた頃、自分は「ブログをやるならSNSも一緒にやるべきだ」と思っていました。
「ブログ×SNSが最強」フォロワーが増えればアクセスも増える
そんな情報をたくさん見かけたからです。
実際、周りを見ても、ブログと同時にXやInstagramを運用している人が多く、「自分もやらないと遅れる気がする」という焦りがありました。
だから、記事を書きながらSNSも触る。投稿ネタを考えて、反応を気にして、他人の投稿も目に入る。
今振り返ると、初心者の自分には情報量が多すぎました。
- ブログを書く時間が減る。
- 集中が切れる。
- それなのに、「やってる感」だけは増える。
SNSを見れば、同じ時期に始めた人が成果を出している投稿が目に入ります。
すると、「自分のやり方が間違っているのかも」「もっと頑張らないとダメなのかも」そんな気持ちが強くなり、余計に焦って、判断を間違える。
結果として、
- 記事は中途半端
- SNSも伸びない
- どちらにも手応えがない
という状態になっていました。
今ならはっきり言えます(SNSが悪いわけではありません)。
ブログ初心者が最初に同時進行するものではなかった。
まず必要だったのは、「ブログだけに集中する時間をつくる」ことです。
④ いきなり収益化を意識しすぎること
ブログを始めてしばらくすると、自分は「そろそろ稼がないと意味がない」と思うようになりました。
時間を使っているのに、収益は0円。周りでは「初月で◯円」「3ヶ月で収益化」といった話も目に入る。
すると、自然と考えるようになります。
「早くアフィリエイト記事を書かなきゃ」
「収益につながる記事を増やさないと」
「広告たくさん貼らなきゃ」
当時の自分は、“読まれる前に、売ろう”としていました。
正直に言うと、「この商品を紹介すれば稼げそう」という視点で記事を書いていたと思います。
でも、そうやって書いた記事ほど、
- 自分でもしっくりこない
- 何を書きたいのか分からない
- 読者の悩みが浅い
そんな違和感がありました。
なぜかというと、読者の立場に立てていなかったからです。
そのキーワードで検索する人が、
- 何に困っているのか
- どこでつまずいているのか
- なぜその情報を探しているのか
ここをちゃんと考えないまま、「どう売るか」だけを先に考えていました。
結果として、
- 読まれない
- 信用されない
- 当然、稼げない
という状態が続きました。
今なら、はっきり分かります。
収益化を考えること自体は、悪くありません。でも、初心者の最初の仕事は、稼ぐことじゃない。
それは、「この人の記事、分かりやすいな」「この人の経験、自分と近いな」と思ってもらえる記事を積み重ねることでした。
信用がないまま売ろうとすると、文章もどこか不自然になるし、自分自身も書いていて苦しくなります。
まずは、売る前に「信用される記事」を積み上げることが重要です。
⑤ 他人の成功ペースと比べること
ブログを続けていると、どうしても他人の成果が目に入ります。
- 同じくらいの時期に始めた人
- 自分より後に始めた人
- 「◯ヶ月で収益化しました」という報告
正直、かなり気にしていました。特にSNSをやっていると気になります。
最初は、「参考にしよう」と思って見ていたはずなのに、いつの間にか、見るたびに気持ちがザワつくようになります。
「なんで自分だけ伸びていないんだろう」
「やり方が間違っているのかもしれない」
「もっと頑張らないとダメなのかもしれない」
そう考える時間が、少しずつ増えていきました。
この“比べる癖”が一番厄介だったのは、判断力が静かに壊れていくことです。
冷静に考えれば、
- 使っている時間も
- 知識量、経験量も
- 生活環境も
全部違います。
それなのに、「成果が早いか遅いか」だけで自分を評価していました。
その結果、
- 焦って方向を変える
- 必要のない作業に手を出す
- 本当は合っていないやり方を無理に真似る
そんな判断ミスが増えていきました。
今振り返ると、①〜④でやってしまった遠回りの多くは、この「比較」から生まれていた気がします。
毎日更新をやめられなかったのも、SNSを同時に始めたのも、収益化を焦ったのも、全部、「遅れている気がする」という感情があったからです。
今ならはっきり言えます。
ブログで一番やらなくてよかったのは、他人のペースを、自分の判断基準にしてしまったことでした。
比べることで得られたのは、モチベーションではなく、焦りだけです。
まずは「他人のペースではなく、自分で決めたことを続ける」それを意識したほうがいいと思います。
ここまでの遠回りを含めた、ブログ4年間の全体像については、こちらの記事でまとめています。
まとめ|ブログ初心者が最初に意識すべきこと

ここまで書いてきたことを、「結局何が大事だったのか」でまとめると、こうなります。
- 毎日更新 ▷ 書く頻度より「その1記事に意味があるか」を考える
- 書きたいことを書く雑記 ▷ 自分基準ではなく「誰の悩みか」を先に決める
- SNSとの同時運用 ▷ 作業を増やす前に、ブログに集中する
- いきなり収益化 ▷ 売る前に、読まれる記事を積み上げる
- 他人との比較 ▷ 焦って判断を変えない
ブログ初心者の頃に必要だったのは、新しいことを次々に足すことではありませんでした。
やらなくていいことを減らす。それだけで、判断はかなり楽になります。

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